家庭菜園と飼育中の動物

子ヤギ達、二人も牝で来年には乳を出し

一月ほど前からヤギを飼い始めた。それも五頭も。雌が四頭に雄が一頭。牝のうち、一頭が二頭の牝の母親で、乳を出している。お蔭で、毎朝、毎夕の乳搾りと近くの草地までヤギを連れて行き、連れ帰るのが日課となってしまった。ヤギの他にも、鶏、それも卵をあまり生まないウコッケイが30羽はいて、それに加えてネコが四匹、内二匹は、貰い手募集中の子猫です。それに飼い犬が二頭、これは親子です。それに毎日朝から夕方まで引き受けている犬が一頭、計三頭。
三年前に会社を首になって、それでは誰にも邪魔されることのない、株式投資と不動産の運用で生活をしてやろうと、一念発起した。約一年程で投資に成功、やっと待望のリタイヤ生活がスタートしたと思ったら、今度は自ら招いた動物の世話で一日の半分は潰れる生活。ある意味で会社勤めをしていた時よりしんどい。何しろ、休みとなる日が無い。
動物の世話の他に、家庭菜園の世話もある。普通の家庭菜園らしく、10坪か20坪の広さで抑えておけば良かったのに、現在では借りたり、購入したりして、自由に使える農地が1000坪を超えてしまった。とても、一人では管理できる広さではないので、他人に貸したり、必要とする作業が少ない作物を植えている。
当然のことだろうが、この毎日の労働の対価として、卵と野菜、ヤギ乳が手に入り、いざとなれば、一月や二月の食料断絶には耐えられる体制となった。その上、我が家の水道は、井戸水で、井戸ポンプも非常用の自家発電装置で、数カ月は稼働する。玄関には薪ストーブを設置し、燃料となる薪も、10トンは備蓄している。これで、多分一年以上は調理も暖房も賄える。
これで、インフレになろうと、消費税が20%を超えようが、我が家は大丈夫だ。